稼動時におけるセキュリティ ルールの配布

VG WinConsole はDeploymentモジュールを提供します。

開発者はこのモジュールを使ってアプリケーションに関するパーミッションと役割を配布します。アプリケーションの新版がリリースされると、Deploymentモジュールはターゲット リポジトリ内でパーミッションの更新を自動化します(テスト、QA、稼動など)。

Repository-Deployment-Wizard
図 1 リポジトリの配布

Visual Guard の配布 – アプリケーション サイクル

Visual  Guardは、アプリケーション サイクルにおいて開発者によって管理されるセキュリティ データの配布を自動化します。このセキュリティ データは管理者によって作成されるデータと統合されます。

  1. 初期配布
    開発者は、開発リポジトリ内でロール、パーミッション セット、およびパーミッションを定義します。
    開発者はそれらの定義したデータを空の本番リポジトリに配布します。

  2. 日常のIAM管理
    ローカルな管理者は、ユーザ アカウントを作成、管理し、それらのアカウントにロールを付与します。

  3. 以降の配布
    開発者はセキュリティ データを更新します。

    更新されたデータは本番リポジトリ内にあるデータに統合されます。
Initial Security Data Deployement
Daily IAM Management
Subsequent Security Data Deployments

 

アプリケーションのセキュリティ データを構成し、配布する方法 

このページでは、ローカルなロール、パーミッション、およびパーミッション セットが必要なサイトに配布されるアプリケーションの組み合わせについて説明します。

Organize and deploy the security data

詳細情報

  1. 開発者は、開発リポジトリ内にロール、パーミッション セット、およびパーミッションを定義して、それらを本番リポジトリに配布します。
  2. ローカルな管理者は、デフォルトとして開発リポジトリ内に定義されたロールOperator1をユーザに付与できます。
    ローカルな管理者はまた、ローカルなロール、パーミッション セット、およびパーミッションを作成できます。
    ローカルなロールには、グローバルなパーミッション セットを含めることができます。
    ローカルなパーミッション セットには、グローバルなパーミッションを含めることができます。
  3. パーミッションBを追加または編集し、パーミッション セット1 に含めて配布すると、本番時にOperator1ロールとOperator2ロール の両方にこの新しいパーミッションが設定されます。
  4. リポジトリが配布されたとき、ローカルなロール、パーミッション セット、およびパーミッションは変更されないまま、パーミッション セット3 とパーミッション セット1の関係も変わりません。